雪の日の記録
昨夜来降り続いた雪、朝3時半に起きてキッチンへ行ったらマル夫さんはもう起きていた。
「明るくなると雪の積もり具合がわかるよ」とマル夫さん。
玄関アプローチや車に積もった雪、駐車場の雪、除雪車が除雪していった後始末などの作業がある。
「もうあなたの出番じゃないのよ」と喉まで出かかったが飲み込んだ。
息子もいる孫息子も力を持て余しているもの。
まぁ「雪かき出来る気力があるからじっとしていられないんだわ」と思い直した。
私は割り切ってもう楽をさせてもらいましょうと二度を寝した。
お弁当づくりを卒業したら本当によく眠れるようになった。
午前7時過ぎに目覚めた時にはこんな雪景色に、マル夫さんはどの辺の雪かきをしたのかしら、そして朝食もとっていた。
午前8時30分の歯医者の予約に遅れないように急いで歩いて行った。
通り道、どこのお宅も雪かきをしておられた。
義歯の調節が終わってかえって来たところご近所のキャンピングカーに大雪が積もっていた。
床暖が切れていたので外付けコンセントを入れなおしに雪をかき分けながら家の裏に回った。
侘助が咲いていたことにはじめて気づいた。
侘助は雪の帽子をかぶっていた。
雪の重みに耐えかねてしだれてしまっている。
モノトーンの世界に、ほんのわずかなピンクの花でさえ目に留まる。
「高齢とオミクロンと日本の政治・経済・社会の行方・それに加えて雪」重なる暮らしに、お花は何も知らずにだだ健気に咲き誇る。
私には花が応援してくれる、いくつになってもお花は大好き!
(2022.02.17 木曜日 11:21 記す)