いまにして思いだすこと
コシヒカリの稲穂と近隣の山
義父母と同居し、幼い3人の子育てに追われていた当時の私は、体重は38㌔、ウェストは56㌢で、がりがりに痩せていました。
いつも疲れていて体力はありませんでした。
当時のことは思いだせないくらい無我夢中の、生活を送っていたものでした。
私自身は幼いころから血色が悪く、同年代の子供より小柄で痩せていました。
見るからに虚弱体質そのもので、しょっちゅう高熱をだして両親を心配させていました。
小学校低学年当時の担任の先生は、両親が先生にわたしのことをお願いしていたのでしょう。
午前10時の休み時間には、保健室で体温を測っていたかすかな記憶が残っています。
70歳にして肺腺がんを患いましたが、現在は血液検査やCT画像の結果など検査結果は、とても良好で、なお且つ骨も丈夫らしいことを知りました。
70歳でまで虚弱体質だとばかり思い込んでいた私でした。
75年間も休みなく身体を使っていれば、身体のあちこちが悪くなるのは当然のこと。
なのに、お陰さまでとても良い成績の私の身体状況です。
癌と共生している80歳に近い主人の前向きな姿勢は相変わらずです。
主人の生活姿勢は、私にとっては生きる術になっているのかもしれません。
アメリカの前副大統領ジョー・バイデン氏は77歳の年齢にもかかわらず、11月に行われるアメリカの大統領選を戦っていらっしゃいますよね。
あの年齢でアメリカを背負って立たれようとする「意気込み」を、なにかすると高齢者だからと言ってしまう私は学びたいものです。
みんな等しく困難な時代ですが、それぞれおかれた立場で「前向きに生きること」そんなことを想いながら過ごしています。