その後、若かった私共夫婦は孫をみながら、それぞれ仕事をしながら留守を守った。
70代で二人とも癌治療で入院をした以外は、お陰様で普段通りの日常生活を送ることが叶っている。
私は、毎日の二人の朝食と、それに月曜日から金曜日まで6人家族の夕食を作る。
お料理を作ることが大好きなので、手作り料理は苦にはならない。
疲れた日は疲れたなりの手作りメニューにする。
朝、カボチャ育ての風景をみてしみじみ思ったことがある。
私達夫婦は50代から趣味で始めた「雑木の庭&ナチュラルガーデニング生活」。
薪ストーブで暖をとる薪材と雨避け波板の上に、カボチャ栽培するこの景色は50代から続いてきた見慣れたもの。
「ロハスな生活」ブログを綴っていたころ度々この場面は登場していた。
懐かしいこのシーン。
新たなブログ「徒然なるままに」を綴り始めた頃は、肺腺癌治療のあとで体力が落ちていた。
何かと頼っていた主人が元気でいてくれていたことは、私にとっては心強かった。
しかし、程なく主人にも肺、肝臓に癌がみつかった、糖尿、肝臓、腎臓などの血液検査の値は気がかりだけれども、本人は深刻に考えるタイプではないことが私にとっては救いである。
二人にとっては70代に癌という試練はあったが、主治医の先生に支えていただきながら特に主人は生きていられる。
あの頃と同じような暮らし方ができる幸せな時間があることが、なんだかとても貴重で有難いものに思えた。
(2022.06.19 日曜日 09:54 記す)
白い小さな花が咲いている三つ葉の藪の中で、倒したはずだったラズベリーが赤い果実をつけていた。
養分が三つ葉に取られたらしく、やせた赤い果実だった。
それでも両手に入る分は収穫できた。
晩ご飯の真ん中にこの器ごと出しておいた。
翌朝みたらすっかり食べたようだった。
フルーツハーブのラズベリーは眼精疲労やダイエット効果が期待できるらしい。
ママは「ラズベリー」だけは好んで食べる。
梅雨の時季に生る「ラズベリー」は晴れ間に急いで収穫する。
雨が降り続くと果実は痛みカビが発生する。
手間はかからないけれども、それらのことを考えて「ラズベリー」育てをやめることにしたものだったが、家族が喜んでくれる。
もう一度挑戦をと考えてみた。
可愛い「ラズベリー」やっぱり増やさなくてはね~♪
(2022.06.17 金曜日 11:39 記す)
レッドカラント(フサスグリ)もその中のひとつです。
30~50㌢程の株立ちで、三つ葉の藪の中で育っていました。
今の時期になると赤い果実をつけます。
2年実をつけたものは根元から枝を切ります。
ルビー色の透き通ったブドウの房のようなスグリは、とっても美味しそうですが、実際食べると酸っぱく青臭さがあり野性味豊かです。
レッドカラントの収穫をこれ以上遅らせると粒の揃った綺麗な房にならないのでタイムリミットでした。
高級洋菓子専門店のケーキの上に、トッピングしてあったくらいですが、私は冷凍にしてハーブティーの中に入れます。
若いころレッドカラント(フサスグリ)を見ると、なんと素敵な果実だと思ったものでした。
いまはその感情が薄れてしまい、あら赤い実がついているわと思うくらいです。
これが感情の老化というものでしょうか。
(2022.06.16 木曜日 05:38 記す)
]]>日常生活の最低限の食事作りは私の仕事。
夜はガーデンプランを考えると頭の中はハイテンションになってしまう。
ドーパミンが出まくっている感じです。
心身ともに疲れているけれども、疲れを感じない。
頭は冴えていて寝付けない。
ここ数日導入剤を服用しています。
昨日は一日ゆっくり家のことだけしている予定の私でした。
午前中に友人がお宅の家の前を通ったのでと顔を出してくれました。
「貴女とお話がしたかったの」と友人。
あさ摘んだばかりの「レッドカラント」がありました。
庭の菜園でレモンバームを摘んできて熱湯を注いで「ハーブティー」でティータイムにしました。
急なことでもある場合を考えて、主人には朝のうちに昆布と削り節で「めんつゆ」を作っておきました。
友人としばらくお話をしていると新潟の友人が「主人としらさぎ森林公園まで来たのよ、花菖蒲は見ごろじゃなかったわ。」あなたのお家にお邪魔していいと携帯電話があった。
どうぞ、どうぞと一緒にハーブティーでお話ししましょ。
お二人には、食べきれないほど採れるサンチュをお土産にもって帰っていただきました。
お夕飯の支度でもと始めたところ、いぜんから元気でいらっしゃるかしら、とても気になっていた友人が散歩がてらうちに寄ってくださった。
お互いに無事を確認しあったが彼女は心臓の手術をしたばかりだという。
脚も弱くなっているのよとおっしゃるので、いつもは機転が利かない私だけれども、その時はとっさに車で送ってあげるわといえた。
彼女の家までおくってあげることができた、一日一善。
夕食を作っていると昨日といい今日といい数人のお友達が私を訪ねてこられた様子に、主人が「あなた死ぬんじゃない」みなさんが暇乞いに来られたようだと縁起でもないことをいいます。
そうなのよ昨日から心臓がおかしいから、あなたよりお先失礼するかもしれないわね、と冗談めかして私は答えました。
※ 今日は12時予約の美容室まで二カ月ぶりです。
(20122.06.14 火曜日 11:35 記す)
途中には懐かしい越後平野の原風景「はざぎ並木」がありました。
農業が機械化されるまでは稲作は肉体労働そのものでした。
実りの秋、ハザ木並木に横棒(竹)を数段渡し、そこに黄金に輝く首(こうべ)を垂れた稲穂を鎌で刈り束ねたものを、上で受け取る人と、下でうえに向かって投げる人の呼吸がうまく合いの手が必要な肉体労働でした。
その後、天日干しをしたお米を降ろす作業があります。
農家の方は非常に過酷な労働だったと思います。
精米になるまでに八十八回、人の手間が加わるから「米」の文字になったと、幼いころ両親から聞いたことを覚えています。
だからご飯はひと粒残らず食べるように厳しく躾けられた幼い日の思い出は、今となっては遠くなってしまった記憶です。
美しい日本の村の懐かしい原風景はいまは知る人が少なくなったことでしょう。
(2022.06.12 日曜日 18:59 記す)
これからの季節に手作りドリンクは身体に良いことうけあいです。
先日作ったジューンベリーのサワードリンク、疲れたので氷水で割って飲みました。
一週間で果実は取り除くのですが、私は味がなくなったベリーの実もいただきました。
朝から忙しい一日でした、今晩は孫と約束のロールキャベツとポテトサラダと生姜ご飯にしました。
お味噌汁はかぼちゃとモヤシです。
疲れたらしく左下肢が浮腫んでしまいました。
早く寝たいなぁ~。
嬉しいはなきんです。
明日(土)はソロでお客様のお庭訪問&ハーブガーデンお庭でランチの予定です。
(2022.06.10 金曜日 18:18 記す)
こんもりした姿は雑木の庭には似合いません。
外見からは赤い果実は見えませんが、裏側から見るとまるでジャングルのように枝が入り組んでそこには赤い果実がたわわに実っています。
桜の花咲くころ咲いた山桜桃梅が、真っ赤な果実をつけました。
友人がようやく来てくれました。
好きな山桜桃梅私は彼女にあげたかったのです。
つややかに真っ赤に色づいた山桜桃梅を私も手伝って、二人でたくさん捥ぎました。
彼女は大喜びしていました。
私はついでに枝落としをしました。
こんな感じになりましたが、青葉の剪定が終わっていません。
雑木の庭には、まだまだ未完成の作品です。
枝ぶりをみながら、後日改めて剪定作業をする予定です。
収穫した「山桜桃梅の赤い果実」素敵なんですよ。
赤い果実は小さなリンゴのようですが、果実は柔らかく甘くそしてちょっとだけ渋みを感じました。
家族が食べなかったら山桜桃梅酢のドリンクの素にでもしましょう。
(2022.06.09 木曜日 14:42 記す)
2.5㌔ほどに作りました。
並行して「カリカリ酸っぱいおかず梅」も2㌔ほど作りましたが、私の年齢では同時並行する作業は頭がコンガラガッテ訳が分からなくなりそうでした。
午後1時ころまで作業しました。
主人は自分で昼食の用意をして食べてくれました。
私も終わってから軽くいただきました。
二つの簡単青梅仕事、できあがるのが楽しみです。
なんといってもカリカリが身上ですから、上手くカリカリ歯ごたえが残ると嬉しいのですが。
(2022.06.07 火曜日 15:51 記す)
不快な自分の感情がどこからきているか深く見つめました。
さしたることもないことはない、以前から約束していた友人にあげたいものがありました。
心待ちにしながら今日と言う約束の日を待っていました。
Lineにおはようございます。今日は雨で明日は病院なので行かれませんごめんなさいね。後日行かれたらと思っていますとメールが送られてきました
私はしばらく前から心待ちにしていたのでがっかりしてしまいました。
こんなことくらいで晴れないなんて可笑しい、それとも私の性格かしら、気候のせいとずいぶん考えました。
気持ちが晴れない日は庭に咲くお花を集めてお花を生けます。
お茶花を生けることは大好き。
だけれども心得が全くありません。
試行錯誤を繰り返しいくら頑張ってみても、千利休侘茶の精神七則「花は野にあるように」は到底無理なこと。
引き算の花、引き算の花と繰り返しながら生けてみました。
ドクダミ、京鹿子、ホタルブクロ、ナルコラン、ユキノシタ、シマアシ、シラン、糸すすき
ゆすらうめの剪定をしました。
もったいないので山桜桃梅も我流で生けました。
何時もはこのへんで気持ちの切り替えができるのですが。
まだ気持ちは上向きにはなりませんでした。
何時も明るい友人K子さんにお電話してみました。
こんな日は誰でも暗い気持ちになるわよと友人K子さん。
午後からK子さんと田上のブランド梅「越の梅」捥ぎに出かけました。
梅酒にちょうど良い青さでした。
かえりに田上の軽井沢と私は名付けたことがあるカフェでK子さんとコーヒーを。
外出すると気分転換になるもの、すっかり心は晴れました。
晩ご飯は寒いから豚のしゃぶしゃぶ鍋にしました。
簡単で温まって家族が喜んでくれました。
(2022.06.06 月曜日 20:22 記す)
中央の傘状の木は櫨の木で、ハゼ紅葉が見たくて私が植えた、落葉高木。
右は息子がイタヤカエデの苗木を植えたもの、落葉高木。
どちらも見上げる高さに育ちました。
桂の木は株立ちを植えたのですが、今では8本の株立ちになってしまいました。
うっそうと茂っているさまはまさに森の風情。
横に張り出している太い根は、アプローチの敷石を持ち上げているので、私と息子は太い3本の幹を切りたいと言っているけれども主人は頑なに拒んでいます。
多少の考え方の相違はあっても、毎日の暮らしの中に体力のいる庭仕事を持つという事は、私たちの病を癒すに十分すぎるほどの緑があり、エネルギーをそこからいただいているに違いありません、森があるって有難いことなんですね~。
(2022.06.05 日曜日 09:56 記す)