古い考えの私が「スピーク アップ」
雪国にしてはめずらしく心地よい穏やかな日になった。
昨日は夫婦の診察日だった。
いつものようにうちの人は、専業主婦をしている次女に病院まで付き添いをお願いしていた。
昨日は次女が車の運転をしてくれた。
いつも有難い心から感謝している。
次女は「お父さんは、人生の最後の最後まで思い通りに人生を送っているわね~」と運転しながら主人にいっていた。
(今日は時間があったので、お煮シメを作った、一人暮らしの、2人の友人にお裾分け喜んでくださる。)
私自身は古風なタイプの女性が好みだった、昭和43年結婚以来、何かにつけうちの人の意向を尊重しながら生きてきたつもり。
私達の時代は、男性に従うものとの考え方が潜在意識のなかにあった。
それが夫婦円満の秘訣とさえ考えていた私だった。
十数年前に結婚した息子夫婦たちは、互いに個を認めあっている、当然と言えば当然のあり方はとても参考になる。
数か月前のことだった、うちの人に「いま風の夫婦になりたいわ」と「スピーク アップ」した。
この言葉をいえるまでに随分葛藤があった、何のことはないストレートに言えばよいことなのに。
お互いに長くはない人生なのに、うちの人は努力してくれていることを感じるようになった。
単にコミュニケーション不足の問題だけだったよう?
隔世の感の大いにある世代が、いまにして、、
(2021.02.13 18:24 記す)