夫の入院
ビオラのお花によく似ている「ニチニチソウ」
外出もままならない猛暑の夏に地植えで良く育ったもの
70代でブログを綴り始めて早いもので一年になろうとしている
60代は精神的にも、体力的にもとても充実していた「平凡な毎日を味わうように暮らしたい」と思って過ごしていた。
日々のブログはありきたりの内容だったが、日常のひとコマに一枚の写真を添えて殆ど毎日綴っていた。
スローライフのまねごとをしながら、平凡だが心豊かな暮らしが不変であって欲しいと願っていた。
以前綴ったように、70代になってまもなく私は肺腺がんを患った、その一年後に夫も初期の肺腺がんが見つかり、肝臓にも影があることがわかった。
年を重ねるということは「生老病死」を身近に感じることだと悟った
最近不変ではないことをつくづく思う。
今日から、主人は再度の抗がん剤治療で入院する79歳だろうか。
想えば人生に挫折はつきもの。
挫折を乗り越える力は人一倍備わっている夫。
傍にいた私は非常に楽な人生であったかもしれない。
夫は入院に際して、悲壮感など全くない、どちらかと言えば旅行に行く気分のようにも見える。
前回、抗がん剤投与にはほとんど身体への負担はなかった、基礎体力があったのか、あるいは精神力なのか。
その後、今回の入院まで、何ら変わることなく元気に日常生活を送っていた夫。
また、すぐにもとの生活に戻れることだろう。