気になっていたカラスの鳴き声
雪の日の今日、二人の定期診察日 娘が付き添ってくれた。
今週前半は、穏やかなお天気の日がつづいた、マル夫さんとこのまま冬が終わってくれるといいね~。
と話していたところ、天気予報通り雪になってしまった。
冬枯れの地味な庭に、赤い藪椿が美しい姿で咲いていた。(週のはじめは晴れていた)
去年咲いた美容柳の種が出来ていた。
種が上向きに並んでいる姿が素敵だ。
美容柳の葉が残っていた、常緑の灌木だった、すっかり忘れてしまっていた。
「越のカンアオイ」が群生している場所に、カラスがついばみ落とした「ハゼの実」が落ちていた。
「ハゼの実」は日本ろうそくの材料として使われるという。
うちの「ハゼの実」は娘がリースに絡ませて使うので拾ってストックしておく。
カラスがときどきハゼの実を食べにやってくる。
カラスはカァ~カァ~と鳴くとばかり思っていた。
いつのころかふと気が付いたときには、カラスの鳴き声が以前と変化していることを知った。
カラスは脳が発達して鳴き声が変わったのかしらと、私は勝手に思い込んでいた。
何故か知りたい気持ちが急に沸いてきた。
検索してみる気になった。
パソコンに検索キーワード 「カラス」 「種類」 で入力した。
7種類のカラスがいることが判明した。
私が耳にするのは ガーッ ガーッと鳴く「ハシボソガラス」と カァーカァーと鳴く「ハシブトガラス」。
それにガァーガァーと鳴く「ミヤマガラス(越冬ガラス)」の三種類がいるようだった。
それだけではない鳴き方がある。
カラスの鳴き声、鳴き方のバリエーションは40種類あるそうだ。
知能は四歳児に匹敵するともいわれている。
ゴミステーションの管理が行き届いて、生ごみをあされなくなったので、カラスの種類に変化が生じたのかもしれないが、そればかりではなかった、コミュニケーションとしての鳴き方があったのを、ごく最近まで私が気づかなかっただけかもしれない。
お金では買えない、年代が持つ心の余裕の人生を、いましばらくの間、生きていられることに有難いと感謝しなければと悟った。
(2022.01.14 金曜日 08:30 記す)