大根足になってしまった・・
友人からお野菜をいただいた。
大根を見て、私の足を思い浮かべた。
夏前頃から膝から下が大根のようになっていた。
夏は足のむくみがでるのよと友人は言う。
足を高くして休んでいると、ひところは治ったように見えたが、最近はくるぶしが腫れている。
キッチンで立ち仕事が多くL型キッチンを行ったり来たり、朝は4~5時間、夕方は3~4時間立ちっぱなし。
作り置き総菜を作るときは、午前中立ちっぱなしになることも多々ある。
でも私はその総菜、さもない料理を作るのがとても楽しい。
あとはパソコンにつかまっている。
あるいは車で用件を足しに出かける。
もしかして、生活習慣からきているかもしれない。
むくみはあるけれども朝は比較的動きが速い。
昨晩久しぶりに夕食時に息子に会った。
私は一日の疲れが出て動作がのろのろしていた、その様子をみた息子が心配してくれた。
食事作りを終えると、膝から下が大根のようになるのよ、くるぶしが腫れているし、
お医者さんに診てもらったらと優しく息子は言ってくれる。
でも治ったところもあるそれは腰痛だった。
中腰姿勢で作業しても腰に来ない。
昨日は畑仕事も少しした。
数日前、脱衣室でさあお風呂に入りましょうと洋服を脱いでいるところに、マル夫さんが歯磨きに入ってきた。
おかしなことを言われたくなかったから、姿勢よくすーと立った後ろ姿を意識的にした。
マルオさんは、どんな言葉を発するかしらと思ったところ。
褒めたことのないマル夫さんが「ギリシアの彫刻」みたいだねと言ってくれた。(スタイルが良くない私なのにどうしたことでしょう、彼は白内障、ぼやけて見えたのかしら)
私みたいなおばあさんに、意外な言葉にびっくりした。
翌朝、嬉しさの余韻がまだ残っていた、芸術的な興味のない人なので適当に、昨日あなたボッティチェリの絵画みたいだと言ってくれたよねと話したら、ニヤッとしてキッチンから出て行った。
お腹の出ていない前姿でなくてよかった。
大根足は治るかしら。
人差し指も痛いし。
77年もの間、身体を使って生きてきた、どこかしら悪くなるのは当然のことだと自分に言い聞かせる。
(2021.12.10 金曜日 11:41 記す)