自動車教習所で「高齢者講習」を受ける
いよいよ来年1月に後期高齢者の仲間入りをする。
若い時から、自動車免許を取ることを主人に進められていたものの、怖いことが先だってその気になれなかった。
その後、事情もあって自動車免許をとった時が40歳代最後の年であった。
主人の趣味にドライブがあった、彼はタクシードライバーを自任していた。
私が運転免許を取る以前の25年間余りは助手席で、主人の運転技術を脳にインプットしていたのだろうか。
時として、主人の運転に似ている様な気がすることが、間々あることにふと気づいた。
私は、車をバンバン乗り回し運転してどこでも出かけられるタイプではない。
運転して雑用を足したり、家族6人分の食材の買い出しに、友人と会ったり、ソロ活をしたり、趣味のお仕事をしたり、とその程度であるが、
最近は、入退院を繰り返している主人と私の病院通いに、車の運転は何といっても欠かせない。
運転に際しては、様々な場面が想定されるので、余裕時間を十分にとり運転マナーを遵守し、車の往来の激しい道路は避ける、悪天候の日や暗くなった時間帯は運転しない、など高齢になってからなおのことそれらを心がけている。
先月末には「認知機能検査」があった。
「認知機能検査」の結果については記憶力・判断力に心配ありませんと後日通知があった。
そして、今日はわたしを含め十数名の高齢の方々が、自動車学校教習所でコースを走る実車指導があった。
25年程前、免許取得に通っていたあの頃が懐かしくよみがえってきた。
認知機能検査と今日の運転実車指導を一通り終えると「高齢者講習終了証明書」が私たちに手渡された。
運転歴は短いが、車の運転免許を取得してよかったとつくづく思う。
地方では車なしの生活は考えられない。
安全運転に十分こころがけ、もう少し車の運転がしたいし、また必要でもある。