「ヒヨドリ」と暮らす
残った2個のりんごは萎びている。
若い時だったら「リンゴのシナモン煮」でも作ったものだが。
それも億劫になってしまった。
窓からみえる柿の木の枝に刺して、リンゴを野鳥の餌にした。
冬鳥はすでに北へ旅立ってしまった。
漂鳥の「ヒヨドリ」が目ざとく見つけてやってきた。
二羽のヒヨドリが、交代でリンゴの果肉を、無我夢中でむさぼり食べている。
美味しそうに食べている姿を捉えることが出来た
ヒヨドリは通年見られる漂鳥で、日本画の題材に用いられることがある。
ヒーヨヒーヨと鳴くから「ヒヨドリ」と呼ぶらしい。
りんごをすぐに食べつくしてしまった。
雑食性「ヒヨドリ」は、今日も庭の藪椿の蜜を求めてやって来る、身近な野鳥である。