体力のあるうちに、庭まわりの終活
お花は高齢者が手間をかけずに育てられるものを私は選んでいる。
春にプチダリア ハミング ブロンズ 「エタニティ」を見つけた。
宿根ダリアで、さらに銅葉で多花性のうえコンパクトにまとまって咲くところが特徴で、ダリアらしくないところもいい。
ハミングブロンズの中でも「エタニティ」は不動の人気の品種。
これから本格的に咲くよう。
花壇のお花だけは手間のかからないものにしている。
自宅まわりの使わなくなった様々な道具の整理をしたいと私は今考えている。
私の考えを伝えたら「マル夫さんは俺が死んでからにしてくれよ」と言って取り合ってもらえなかった。
私は友人たちに相談した。
体力のあるうちにするべきよと言って下さる。
勝手に捨てると彼に叱られる、どうしたものかと私は思案していた。
ご近所にご迷惑になるところに、蒔き割り台がそのままの状態で数年も放置してあり、それが最も気がかりなことだった。
「私たちがそれで十分人生が楽しめたのだから、私どもの責任で処分すべきことだと思うわ」と伝えた。
息子は何にも言わないし、後片付けは自分たちでするものと思っているらしいけれども、私は綺麗にすっきりさせたい。
友人もそういっていたわよとさらに付け加えると、彼の考えは変わることを長い夫婦生活で幾度も経験している。
その言葉にようやくその気になった。
一昨日、息子に手伝ってもらって、蒔き割り台をようやく処分をすることができた、私はほっとした。
まだまだ家のまわりには捨てるものがたくさんある。
マル夫さんに内緒でごみ収集日にどんどん捨て始めた、今日も三袋。
身体への余計な負担を極力避けたい、いまになって家事労働の効率化に知恵を絞る私。
家の周りがすこしは綺麗になった。
物は極力すくないに、こしたことはない、高齢になって様々なことに気づくことが多くなった。
(2021.09.17 金曜日 11:11 記す)