主人の冬囲い
わたしとはある面で対極にある主人は、非常に建設的な物の考え方をする。
その点では、私はとても助かるし、とても参考になり、私は連れ合いによって多少は育てられたかもしれない。
昨日まで庭の木々の冬囲いをしていた、手入れの行き届かない「サツキ」だったけれども、主人は立派な冬囲いをしてくれた。
冬の風物詩「冬囲い」にこだわりをもつ。
母親そっくりの商人気質を受け継いだ主人は、身体がよくまわり、様々なことに気がつく、そんなときは癌のことは頭からすっぽり抜けている。
次代も次々代も、受け継いでくれることを願うが、今の時代どうだろうか、小春日和の庭で助手をしていた。
(2020.11.23 16:21 記す)