新潟・小千谷特産「雪中にんじん」のこと
今の季節になると出回り始める「雪中人参」雪国ならではの美味しい人参。
新潟県小千谷市近郷で秋に収穫し、雪蔵保存で熟成させた「雪中にんじん」を買ってきた。
私は献立に人参をたくさん使うことを意識的にしている。
やっぱり県内産がいい。
このニンジンを買ってきてすぐにステックにして味みをした。
みずみずしさ、シャキシャキした歯ごたえ、甘味が強く人参くささが消えてフルーティーな香りが口いっぱい広がった。
いままで経験したことのない香りに感激した。
残りのステックは、魚卵をたっぷり腹に抱いた子持ち赤ガレイを煮て火を止めたところに加えた。
昨日の晩ご飯に私は上の半身をいただき、今晩は下の半身をいただく予定。
マル夫さんは赤ガレイは好まない、淡泊で繊細なあじの柳ガレイの一夜干しにした。
そのほかに作り置きの「秘伝豆の煮豆」「青梗菜のワサビ和え」「春菊の岩のりあえ」「ぜんまい汁」など。
「青梗菜のワサビあえ」は甘すぎる、「五目赤飯」は椎茸が入ってなかった、出汁がきいていなかったと、いつもの批評が。
私もそうだと思った。
毎回味が違うところが家庭料理の面白さだと私はふと気づいた。
だから手作り料理は飽きない。
このことをマル夫さんはしっているかな?機会があったら伝えたい。
(2022.02.27 日曜日 11:00 記す)