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直らない習い性

2018年11月22日 料理 [RSS][XML]

孫の塾は6時から始まる。
5時には食べれるようにしてほしいという。
夫婦共働きのママから「お義母さん忙しい時は弁当でも、買った惣菜でもいいんですよ。」とよく言われるが、、
それが出来ない。
習い性である。
ママ「身についた習性でそれが出来ないのよ」と私はいう。
今流行りの時短料理も苦手というより出来ない。

結婚が決まった時に「買った惣菜はうちでは食べないからね」と主人となった彼に言われた。
軽る~く聞いていた言葉が、今思うと手作り料理を作り続けることになり、現在に至る決定打の一言であった。
50年余り前のことだ。
そういえばデートで外食は一度もなかったような気がする。
何時も彼の家でご馳走になったのを今になって思い出した。
お料理を得意とした彼の母親の手料理で。
ぼーとしていた私は、自分の意志を持ち合わせていなかった。
その時代は、嫁ぎ先の家風に合わせるのは当然のこと、ボーとしていた私にとっては、案外家風に染まりやすかったと今になって思う。

なにひとつ出来なかった私は、結婚当初は食事作りが最大の悩みだった
子供が生まれると、一日の大半は子育てと食事作りに費やしていた記憶がある。
家計費の中で、食費のエンゲル係数は結構高かった。
元来、お料理は嫌いな方ではなかったので、姑から教わるまゝに舅姑、主人、3人の子供の朝食から夕食までつくり続けた。
あれから歳月がたち、50歳になった時、ご縁がありお料理教室に10年ほど通った。
ようやく70歳にしてアレンジ料理や手際よく料理が出来るようにもなれたし、遣り繰り上手にもなれたと自負している。
先日手をつけていない牛乳1000mlパックの賞味期限が過ぎていた。
朝食の後片付けをしながら電子レンジでホワイトソースを作って冷凍しておいた。
ホワイトソース
夕食は慣れないダッチオーブンでマカロニグラタンを作ることに。
メモ
必要なものをメモして雨の中これから買い物に。
習い性は直らない。
元気でいられ、家族の役に立ち、痴呆防止にもなり有難いことでもあるが。
これが私の歩んできた道。

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