ささやかに春をあじわう
昨日はおきがけから頭が重く動悸もする日だった。
春の嵐が発達しながら列島を縦断していた。
その影響で、身体が敏感に反応したのかもしれない。
夕方になったらようやく落ち着いた。
裏庭のフキノトウで蕗味噌を作った。
蕗は日本原産の山菜だそう。
熊が冬眠から覚めて、一番に食べるのがふきのとうだと聞いたことがある。
新陳代謝を促す作用があるらしい。
ふきのとうをそのまま茹でて、かんたん酢でお浸し風にしてもシンプルで美味しかった。
ふきのとうのほろ苦い春の香りを、あじわうことの幸せをかみしめた。