アレンジ料理「パスタのオムレツ」
結婚した当初は、ほんとうに何ひとつ出来なかった。
嫁いで初めて自分の未熟さを知った。
お料理は姑や夫から教えてもらっていた。
何もかも教わることばかりだった。
そんな私が、縁あって50代の約10年間お料理教室に通うこととなった。
50代のその10年間を振り返ってみると、とっても思いに残る楽しい年代を過ごしていたことを、今更ながら感慨を深くする。
ようやくいまにして、アレンジ料理ができるようになったのは、料理教室で学んだその時の礎があったことは確かかもしれない。
夕食で余った「ハムと水菜のクリームパスタ」捨てるには忍びなかった。
朝になって咄嗟に思いついた。
長いパスタを刻んでオムレツの具にすることを
綺麗な形をした「パスタオムレツ」はお弁当に
崩れたオムレツは朝食にいただいた。
何もかけずにそのままを味わう。
案外美味しいものだった。