素朴な「ふかし茄子」が食べたくて
直売所でふかし茄子を見つけた。
買い物もままならない友人に話した。
彼女も「ふかし茄子」が食べたいと茄子談義になった、
これからの時期に出回るふかし茄子は、十全茄子が大きく育ったものだと、私の親世代の方から聞いたような気がしたが、記憶は定かではない。
あの頃は蒸し器でふかして、冷たくしたものを生姜醤油でつるりと食べた。遠い思い出が残っている。
朝作った「ふかし茄子」は友人に届けたもの。
ふかし茄子は、料理研究家土井先生のレシピをネットで調べた。
フライパンに、100㏄の水を入れ茄子を半分にして、5~6分蒸す。
蒸した茄子に包丁で切り込みを入れ、手で割く(切るよりも素朴な感じが私は好き)。
冷やして生姜醤油でいただく。
早く食べたくて朝食の献立にした。
大きく育った茄子には、たくさんのやわらかい種が入っているが、それがまた何とも言えない食感。
私の代で「ふかし茄子」は献立から消えてしまうことでしょう。
追記
ついに東京にいる外孫は帰省できなかった、お墓参りは三々五々したが、今年ほどお盆らしくないお盆はなかった。
(2021.8.14 土曜日 12:34 記す)