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大好物のお魚のオンパレード

2021年6月8日 料理 [RSS][XML]

何となく予感がして、用をたしたその足で隣接する市にあるスーパーに寄った。

やっぱり私の予感は的中していた。

鮮魚売り場には主人が大好物のお魚が並んでいた。

今が旬の秋田産「甘鯛」、新鮮で姿が良かった。京都の料亭でお馴染みの「ぐじ」というお魚
アマダイ
主人の好みの背開きにして降り塩をしたところ

「甘鯛」は毎日食べても飽きないほど好物だと知っているので私は、ついつい買ってしまう。

さらに、旬を過ぎた「柳カレー」も買った。
柳カレー
頭と内臓を取り除き「柳カレー」の背に包丁で一本の筋を入れ降り塩をして、またまた一夜干しをする

一夜干しをすると水分がぬけ旨みが凝縮する。

お刺身のコーナーでは岩船産「フナベタのお刺身」があった。

「フナベタのお刺身」は取り扱っているスーパーはほとんど見かけない。フナベタ
食い意地の張っているうちの人は、好物のものがあるとご機嫌になり口数が多くなる。

さらに寺泊のアメ横で丸物の「ヒラメ」をさばいてもらってきた。(別行動で主人が)

そして彼は、昆布〆を作った。
ヒラメの昆布〆
彼の食の嗜好は淡泊で繊細な味のお魚を好む。


冷蔵庫のなかった昭和16年生まれの彼は、子供のころから「お刺身」を食べていたという。

私はびっくりしたことを覚えている。

食に関しては頑なまでに、食べたいものだけを食べる、それも日本海の荒波にそだった地魚が好きという。

一生を通して、自分本位を貫き通せる境遇でいられるって、なかなか出来ないし、いないものと感ずる。

今でも私はうちの人の食の嗜好に合わせているが、まあこれで彼が幸せならこれでよかったのかもしれない。

(2021.06.08 火曜日 10:53 記す)


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