郁子(むべ)の花はクレマチスのよう
郁子(ムベ)が花盛りになった。
アイボリーの小さな花が、例年のようにたわわに咲いている。
棚仕立てにしてあるので下から見上げた。
「雄花」と「雌花」が、つるの付け根にたくさんついているけれども割合は雄花が断然多い。
クレマチスのような花が咲く。
郁子の雄花と雌花を手にしたのは初めてかもしれない。
雌花は花びら(ガク)の長さは3㌢ほど、雌花の3本の雌しべは受粉したよう。
雄花(左)は雌花(右)よりすこし小さく内側のピンクは濃い。
花びらに見える6枚はガクだそう、外側の3枚は大きく内側の3枚は線状になっている。
蔓の付け根についた花序の花は雄花数本。
蔓についた花序は2か所あり、それぞれ雄花2本と雌花2本、蔓の先の花序の雌花にはすでに小さな赤ちゃんの実がついていた。
ムベは雌雄同株なので自然受粉で実を結ぶ。
常緑の低木、秋になると赤紫のアケビに似た果肉の実がなる。
近江八幡は栽培が盛んだと聞いている。
(2022.05.03 火曜日 08:00 記す)