ちひさきものは みなうつくし
令和初日の今日、午後2時頃から、霧のような雨模様になった。
春に霧雨とは不思議な光景だった。
霧雨は秋の季語らしい。
雨に関する言葉一つとっても、日本人の自然に対する趣きある、繊細な感性を感ずる。
庭にでてみると小さなお花が咲いていた。「ちひさきものは、みなうつくし(可愛らしい)」古文に出て来る言葉が浮かんだ、そして、思い思いに咲いている小さなお花を見ながら、その言葉をつぶやいた。
「ちひさきものは みなうつくし」
白雪げしの白く小さき花
球根が二枚貝のようになっていることから「貝母(ばいも)」と名付けられたとか。
球根に薬用効果があるよう
素朴でシックなお花「フリチラリア」
綺麗なブルーの「ハナニラ」
「セラスチューム」の白い花と「忘れな草」
「ゲラニュウム レッドロビン」小さいお花だが、たくましい草花。
白い小さな花が、枝に雪のようにつくことから「雪柳」とよばれる
令和の初日「ちひさきはな」を愛でながら、いにしえの日本を想った。。