睡蓮の株分けで思ったこと
蓮と睡蓮を手作りビオトープに混植で育てていた。
息子が20代のころ、一年近く中国から東南アジア諸国さらにオーストラリアまで、バックパッカーをして海外をまわっていた。
その時、訪れた国に咲いていた蓮の花の荘厳に輝くその美しさを、手振り身振りを交えそのときの感動を話していたことを鮮明に覚えている、いまその時のことをふと思い出した。
そのころまだ独身だった息子は、私たちと一緒に庭づくりを楽しんでいた。
話は前後するが、そのことがきっかけで、手作りビオトープをつくり息子の好きな蓮を植えたものだった。
あれから30年の歳月が流れガラリと家族構成が変わってしまった。
朝早くから睡蓮の株分け作業をしているときに、二枚ついていた蓮のレンコンを抜いてしまった。
今年生まれたてのピンクの小さな蓮根だった。
近年、わが家のビオトープは睡蓮に押されて「黄金に輝く蓮の花」を見ることはなかった。
記憶は定かではないけれども、ハスのなかにスイレンをある時、私が混植したような気がする。
それで睡蓮が増えすぎ、蓮は居場所を追われたようでした。
私が休日の朝の涼しい時間帯に、スイレンの株だけを引き抜いてスイレン鉢に移植することを以前から考えていた。
今朝はその日、その結果10株ほど株分けができた。
まだ残っていたが、私の体力ではそれが限界だった。
咲き終わった花と、今日もう一日咲く花と、蕾が二つほどみえる。(朝7時)
睡蓮は早朝に咲き、夕方には閉じ、それを三日ほど繰り返す。
夕方に眠るので睡がつくのだそう。
一株の睡蓮です。ワサビの根茎に似ています。
庭仕事が終わったのは朝の7時半になっていたでしょうか、主人が朝ご飯とお豆腐の味噌汁を用意してくれていました。
その後、私はお風呂に入って洗髪したり整形外科に行ったり、簡単な手作りお弁当を買いに行ったりととても疲れました。
お弁当も食べずに昼寝をしてしまいました。
主人は自分好みの美味しいものを十分作れます、私が作るより格段においしい彼の昼食だったことでしょう。
ブログを綴りながら、あまりに疲れてしまって、一人暮らしではないのに、なぜ疲れる庭仕事を私は息子にお願いしなかったのか、自分を責めていました。
いつだって時間さえあれば息子はこころよく引き受けてくれるのに。
何が何でも私のすることと思い込んでいるのでしょう、私の悪いところなんですね。
植物好きな息子なのに、、。 まぁ~私たちが亡くなったら彼の思い描く庭にしてくれることと期待しましょう。
ママと孫娘は(虫嫌い)虫に刺されると腫れてしまうタイプなのでどうなることでしょう。
でも、近年の猛暑や集中豪雨によって、蚊はもちろん虫や蝶さえ少なくなっているようです。
私はただ精一杯私の価値観を生きるだけ。
人には見えない備わった人生がありは、結局は「なるようになるもの」と考えるようになった。
今まで生きてきた私なりの人生観なんですが。
(2021.07.17 金曜日 15:17 記す) コメント欄は下記にございます。