「シュウメイギクの種」はどっち?
素敵なお庭、美しく咲くお花などが念頭にあった若いころ、冬枯れの庭をじっくり見ることはなかった。
うちのシュウメイギクはピンクの花が咲き終わると、いつもは私が刈り込んでいた。
私は、花後のボンボン玉になっているシュウメイギクを観察してみたいと思い、少しだけ残してみた。
今日は昨日よりは寒かった。
シュウメイギクのボンボン玉が弾けているのを一個見つけた。
帽子をかぶっているようにも見えた。
中心の玉が種かしら?
家に持ち帰って 。
しらべてみる。
写真では表情が分かりにくいが、内側の真珠玉の周りはきらきら光るビーズに囲まれているような感じ、とても綺麗で素敵に見えた。
裏返してみると。
この小さな芥子粒みたいなものが種らしい。
一粒づつ綿にくるまれているように見える。
シュウメイギクにとって居心地が良かったのか、株分けしたわけではないのに、年を追うごとに庭のいたるところでピンクの花がよく咲くようになっていった。
だいぶとりのぞいたりしたけれども、数か所で秋になるとピンクの花が満開に咲く、それもまた美しい。
自然に育てているので夏の暑さで葉はチリチリになるが。
秋まで、もうすこしの間、我慢してねと心で念ずる。
秋になると花茎がのびて綺麗なお花が見事に美しく咲く。
シュウメイギクの種は、風でとばずにせいぜい庭の中で生まれて育つ程度のようだと思っている。
初めて知ったシュウメイギクの種は、芥子粒みたなサイズだということを。
(2021.12.24. 金曜日 18:30 記す)