キクザキイチゲで想うこと
裏庭に葉が繁茂している中にキクザキイチゲが毎年1~2輪咲く。
キクザキイチゲは菊の花のように、一輪咲く様子から別名を「菊咲一華」と表す。
裏庭にはキクザキイチゲのほかに一人静、破れ傘、黒百合、ナルコランなど、樹木ではブナやミズキが育っている。
そういえばこの辺りのスペースは、息子が独身時代に植えたていたことを思い出した。
アメリカシロヒトリがクルミの木(息子が種から育てたもの)などに大量発生した時に私たちは専門家に依頼して庭全体を毛虫駆除していただいたことがあった。
次の年はカタツムリやカマキリやバッタなどが姿を消した。
自然が好きな息子は、庭の生態系を変えないよう、自然の摂理にしたがって植物育てをした方がいいよと私たちに提案してくれた。
息子に言われて私もそうだと同感した覚えがある、土に力があり健康に育っている植物には虫はつかないもの。
害虫も益虫も鉄炮じみ(太いミミズ)、カエルもヘビも蝶や蛾や野鳥や・・・数えたらきりがない。
みんなお庭のお友達。
つややかで綺麗なキクザキイチゲの葉が繁茂しているのにお花が咲かない、この場所にはキクザキイチゲは適していない?
何年たってもお花一輪はどうしてなのか答えは見つからない。
キクザキイチゲの一部を、落葉樹ナナカマドの下に移植を試みたがまだ繁茂するには至っていない。
いまの私の一日のスケジュールは、庭仕事とお買い物とお料理作りと写真を撮ってブログ綴り、それが私にとって平穏で楽しい日々
YouTubeで幅広い情報や様々な知識も得たいという知識欲はあるけれども、さすがに物欲はなくなってしまった、今日の私の心模様。
(2022.04.07 水曜日 05:08 記す)