草木萌動く
季節は巡ってきた、やよい三月。
1月に雪が積もらなければ、8~9割は安心だと雪国の人たちは思い、今年は「儲けもの」と雪国の人たちはいう。
例年ならば最低気温、最高気温とも氷点下を記録するところなのに、今年は、一年中で一番寒く底冷えのする2月でさえ日中の気温は、10℃にもなっていた日もあるくらい。
雪国になれているといっても、雪のない冬ほど嬉しいことはない。
今日は病院に夫婦で定期検診だった。
主治医の先生にお目にかかれることは、うれしいし精神的に安定する。
お陰さまで、夫婦ともども病気の予後は安定しているとのこと本当に有難い。
今日は病院に行く途中少しだけ雨が降った。
ものの本によると、草木が芽吹きだすころ降る雨を「木の芽起こし」というらしい。
桜の花の芽が少しだけ膨らんでいた
植物が花を咲かせるための大切な雨で、木の芽が膨らむのを助けることからその名がついた。
あるいは「催花雨」「木の芽萌やし」とも。
四季の美しい日本「春にふる雨」ひとつとっても、美しい趣きのある言葉があるもの。
ガーデニング大好きな私にとって「ガーデニングを告げる雨」毎年この時季になると、うきうきし希望に満ちてくる。