「予定通りにいかない今日の出来事」つづき
7時から開演の「二胡の演奏会」、友人が午後6時過ぎに車で家まで迎えに来てくれた。
広い駐車場が用意されていた。
来場者の車が続々と乗り入れ、降り立った方たちは演奏会場へと足早に向かっていった。
以前から「二胡の演奏会は人気があって混みそうよ」と聞いていた。
演奏会場はぽつぽつ席は空いているようにも見えたが「せきとり」がしてあった。
なおも探していたら、席に着いていた女学校時代の先輩と顔があった。
彼女は隣の空席を指さして「ここは空いていないからね」とおっしゃった。
階段を上ると立見席までびっしり並んでいた。
肺腺がんを患って以来、極力夜の外出は避けてきたものだが。
二胡の演奏は夜の外出をしてまで聴きたかったもの。
しかし、立ち見をしてまで聴く体力に自信が持てなかった。
友人に「ごめんね、私、聴かずに先帰るわ」と告げタクシーで帰宅した。
友人はちょっと怪訝そうな顔をしていた。
つづきは・・またの機会にと綴っていたことが更なることに。
二胡の演奏会で、ふたこと、みこと言葉を交わした女学校時代の元気だった先輩が、演奏会の１週間ほど後に心筋梗塞で急逝された。
女学校時代、2年先輩だった彼女達のグループは、いつもとっても楽しそうにワイワイおしゃべりしながら青春を謳歌していた。
羨ましいほどに充実した女学生生活を送っているようにみえた。
死は急に訪れるもの、今夜はお通夜、親交のある友人3人と列席させていただくことに。
予想だにしていない結果になってしまった。
先日のブログ「予定通りにいかない今日の出来事」つづきは・・またの機会にと途中で終わっていた。
今にして思えば、何かを予感させるものが私の中にあったのかもしれない。
お通夜は今晩7時から。
亡き姑が着ていた喪服を洋服仕立てにリメイクしたものを身につけて。
もう何回か手を通している。