山菜天ぷらと手打ち蕎麦&野点のサプライズ
漢学者 諸橋轍次博士の記念館は機会あるたびに訪れているところです。
諸橋轍次博士(1883~1982)は大漢和辞典や広漢和辞典の編者として、あまりにも有名です。
亡き諸橋博士の生家が当時のままに保存されています。
漢学者 諸橋轍次博士の座右の銘は有名な 「行 不 由 径」
行くに径(こみち)によらず。
学ぶには大道があり、小径ばかりを行くと必ず行き詰まるという意味だそう。
諸橋記念館のお庭で、友人がお抹茶の野点をして下さった。
想いもよらない新緑の中での野点、自然の中でいただくお抹茶の美味しいこと、私達高齢者にとっては至福の時間は貴重なものです。
茶道を続けていらっしゃる友人のそのこころ使いに感心するばかりでした。
楽しいことが少なくなっていく私達にとって楽しい時間が流れました。
朝は、生垣の赤い山茶花の剪定とブラックベリーの蔓を背伸びして適当に剪定ばさみで切りました。
その下に生えている三つ葉を鎌で刈りとり、大きな袋にどっさり。
それから朝食をつくり、二人で食事を食べ終えると私は近くの歯医者まで、21日午前8時半の予約に間に合うように急いでいきました。
治療を終えると近くのベーカリーショッまで。
そこで友人に出会いました。
「地元新聞に載っていた道の駅まで友人と二人で山菜天ぷらと手打ち蕎麦を食べに行く予定になっているけど、一緒に行きませんか」と私を誘って下さった。
主人マル夫さんに伝えサンドウィッチを用意して、結局4人(友3人は独り暮らし)でちょっとしたドライブになりました。
行き先は「道の駅 漢学の里しただ」
漢学者 諸橋轍次記念館と道路を挟んで向かい合わせになっています。
お目当ての「山菜てんぷらと手打ち蕎麦」を四人でいただいきました。
旬の山菜はふくよかな香りがお口の中に広がりみなさん感激、手切りの蕎麦も美味しかったです。
ドライブの帰りは急に家族の夕食が気になった、朝から忙しかった私の頭はガンガンしてきた・・
色々考えた末「カレーライス」にするわと独り言のように私は話した。
家についてから足りないカレールーなど買い物に。
畑からパクチーを摘んで「パクチーサラダ」とタニタ食堂監修の福神漬けなど添えた。
マル夫さんはさらにいつものお刺身を。
友人たちの心づかいに深く感謝をした、とってもとっても有難いことだった。
朝からスケジュールが盛りだくさんだったわたし、がんを克服した高齢の私の身体にはこたえてしまった。
今日は予定を入れないことにしましょう。
(2022.04.22 金曜日 09:06 記す)