味わいもひとしお独身に戻ったよう
独身に戻ったような一日だった。
昨日は丁度よいドライブ日和だった、主人は薪の準備に余念がない。
私は車でドライブに行こうと即断した。
おにぎりを持って、気構えないドライブ。
目的地は越後一宮 弥彦神社。
「弥彦神社」は天照大神の曾孫が祀られているという由緒あるお社
創建から2400年の時を経ていると言われている。
二礼 四拝 一礼をし「家内安全、すべての人の幸せ」をお祈りした。
そののち、万葉集に詠われているという「万葉の道」へ
ご神木と藪椿の組み合わせがとても素敵だった。
神の木は朽ちて、新たな命が宿っていた。
10時に通りかかったケーキ店さんで、私の大好きな「苺のショートケーキ」とコーヒーでつかの間の休憩をした。
昼ご飯のおにぎりは、コンビニでお茶をかってコンビニの駐車場でたべる。
帰路には「弥彦の丘美術館」で創作刺繍日展作家の作品展を観賞する。
全てはわたしの一存で、連れあいが一緒だったら、こんな気ままなことは出来ない。
人生を乗り越えた老後の私の自由は、心の底からその自由があじわえることを実感する。
楽しい思い出の一ページになった。
家に帰ると現実に引き戻された。
うちの人の晩ご飯はしっかり用意してさしあげた。
「お詫びのしるし、、サービスがいいね」と主人はいう。
(2021.05.05 13:09 祝日水曜日 記す)