土・日曜日 夫婦の過ごし方の提案
体力、気力の衰えた年齢には家庭の事情や年齢に見合った相応の生活スタイルがある。
うちの場合は、若いころも今も家族は多い。
53年連れ添った夫婦。
前から様々なこと私なりに考えてきた。
私の方からは土・日曜日の朝食は二人で7時30分に一緒に朝食をともにしましょうとコロナ禍がひと段落してから彼に伝えた。
彼は食事作りは私より上手いし、買い物好きでもある。
彼はちょっと不服そうだったけれども受け入れてくれた。
今日はこれで、私の食事作りは終わりね。
あとはお互いに好きな一日にしましょうと私は伝えた。
しかし、天候の悪い日や特に用件のない日などはやはり家にいる。
昼ご飯は各々でも、晩ご飯だけは作ってあげられる。
私は食事を作らないこと、これさえも罪悪感があった・・食事は女性が作るものという観念がしみ込んでいる昭和の女性。
昨日は50余年あまり夫婦付き合いのある友人Y子さんから、下田郷にある手打ちそばのお店までドライブがてら連れていっていただいた。
マル夫さんには了解済み、だからなおのこと気がらく。
五十嵐川の清流で店主自ら「カジカ(清流に棲む川魚)」を捕獲したという限定6名様限りの「かじかのから揚げ」がメニューにあった。
カジカはいまでは珍味になっている川魚。
もちろんの清流五十嵐川のあゆの塩焼きもメニューにあった。
お互いに一皿ずつ注文していただいた。
二八の手打ちそばはとてもおいしかった。
50余年の変わらないツーカーのお付き合いだから気兼ねがなく楽しい。
若いころは、どこまでも運転していた彼女は、私をいつも送り迎えしてくれてとても有難く頼もしい存在。
コロナ禍で自粛のころは、お付き合いに陰りが見えたが、いまはもとのお付き合いに戻れて本当にうれしい。
カメラ持参していくのを忘れてしまったので庭の「ツワブキ」の黄色いお花さんを。
(2021.10.17 日曜日 10:45 記す)