ちょっと郊外のファクトリーまで
送り迎えするからと誘われた。
長いお付き合いの、友人が午後一番、車で迎えにきてくれた。
車で20分ほど走ると、民家が点在し稲刈りの終わった田園風景が広がる。
その先の山裾に友人が目的とする、そのファクトリーはあった。
出迎えて下さった若い社長さんはとてもセンスの良い方だった。
ファクトリーとショップを結ぶ通路の石畳が気にいった。
会社名のロゴマーク。
すてき!
ファクトリーに併設するショップで、友人は気に入ったプライベートブランドのカジュアルウェアを2~3点買い求めた。
彼女に良く似合っていた。
私も試着をしたが全く似合わない。
帰りは山沿いの道を通ってきた。
「ガマズミ」の枯れゆく葉と、命の限り輝くその赤き実は、私のこころに焼きついた。
まだ出かけることが可能な年代、心残りがない充実した日々にしたい。