お姑さんの浴衣をリメーク
数十年の時を超えてもなお「青は藍より出でて藍より青し」
今は亡き姑さんが夏になると着ていた、藍染の青海波絞りの浴衣はとても上質の浴衣だった。
処分しがたくタンスにしまっていた。
思いついてオーダーでリメークをしてもらうことを思いついた。
既製服で済ませる時代なのに、手作りしてくださる方が見つかった。
つい昨日出来上がった。
何度も洗った浴衣だけれども色あせてはいない、むしろ藍の色が濃く着やすなっている。
藍染には不思議な魅力がある。
次回の受診日に、病院に着てゆきたい。
CT検査の日はボタンのないものがよい。
襟を深めに開けたデザインにしていただいた。
青海波の絞り模様合わせが大変だったそう。
地方では身近に洋裁をする方が多かったので、洋服はオーダーメード派だった。
最近は服の見立てがうまい次女夫婦が着なくなったものを、庭仕事の時にでも着たら、と私たち夫婦にどんどん持って来てくれる。
普段着には事欠かないが、夫婦ともに高齢者らしくない洋服を着る羽目になっている。
(2021.07.05 月曜日 07:50 記す)